2010年6月20日日曜日

ワールドカップとプロゴルフトーナメントに共通点を感じた。

サッカー好きandゴルフ好きにとってこの週末はテレビの前にいる時間がふだんよりも遥かに多いことだろう。私も毎日仕事とサッカーの両立が忙しい上にいま全米オープンを見ながら「外出せねば」と思いながらもこんなエントリーを書いてる(笑) さて、団体競技と個人競技のこの2つの競技だが、こんな共通点があると感じている。 それはコンディション作り。 ご存じの通り、ワールドカップは決勝戦まで1ヶ月という長丁場、ゴルフトーナメントは4日間。1試合だけ、1日だけの結果が良ければいいというものではなく、その期間の最後の日に最良の結果を出せば良いというものなのだ。 ワールドカップで優勝候補になっている国の多くはグループリーグからアクセル全開ではない。予選リーグを通過し、決勝トーナメントで勝ち上がり、決勝戦までは7試合を戦わなければいけない。 何しろ1ヶ月の長丁場。毎回同じメンバーで同じコンディションで戦えるほど甘くはないし、イエローカードの累積などでコンディションが良くても出られない選手がいたりする。 かと言って最初は手を抜いてもいいのかというとそうではない。32ヶ国の出場国の中には多少力の劣る国もあるかもしれないが、ジャイアントキリングはいつでも起こり得るし、決して手は抜けないにだ。そういう状況の中で指揮官や選手自身はコンディションを上げていきながらきちんと勝ち進まねばならない。疲労が蓄積していく中でチームとして熟成していき、個人個人の集中力が切れないチームが勝ち残る。ワールドカップは「上手い国」が勝つのではなく、「強い国」が勝つと言われるのもわかる気がする。 ゴルフの場合も予選初日にトップに位置付けた選手が最終日までトップを守り続けるのはあまり見たことがない。凸凹があるのは当たり前で、徐々にコンディションを上げながらスコアを上げていくというパターンの方が多いのではないだろうか。 タイガーチャージなんかはまさにそれ。疲労が蓄積していくのは皆に共通しているが、その中でコンセントレーションを上げて行くことができる者が勝利に近くなるのだろう。 仕事も勉強も同じかもしれないなあ。すぐに結果が出なくても最後に結果を残せるように努力していく訳だから。

Posted via web from onisato's posterous

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