2010年5月7日金曜日

間違って覚えられても認知されることは良いことだ。たべごろを見逃すな。

ランチに行ってたお店で隣に座っていたシニア男女の会話がおもしろかったのでついついエントリー。
シニアやシルバー層にとってネット上にあまた存在するカタカナや英語は覚えられないだろう。
シニア・シルバー向けのサイト構築でも用語の使い方は結構キモになると思う。
ま、これから書く話はそんな小難しい話じゃなく、単なる「言いまつがい」レベルなこと。

その二人はなにやら「おいしいお店をどうやって探すか」みたいな話をしてたんだと思う(邪推w)。
別に聞く耳を立てていたわけじゃないが、男性の口から「インターネット」という単語が出てきたので、すぐに反応してしまった。

「知ってる?最近はインターネットに便利なものがあるんだよ」と男性。
「友達から教えてもらったんだけど 食べごろっていうインターネットのこと。そのインターネットったらね、見ず知らずの人が行ったことのあるレストランとか居酒屋を採点してんだよー。でね、3.5点とか4.2点とか採点されてるから、探してるお店の点数見て行くかどうか決めればいいんだよ。ま、オレは点数なんか気にしないけどさ」と。

傍らの女性が「その 食べごろってインターネットすごいね。私、今度、池袋で幹事やらなきゃいけないのがあるんだけど、その 食べごろってのを使って探せるかしら?」

「うん、きっと見つかるよ。食べごろで」

ベタなCMみたいですが、これ本当の会話です。
そして、間違いなく、その男女が話していたインターネット(笑)は「食べログ」です。

ちょっとした思い違いか、ログという言葉をふだん発したことがないからか理由はわかりませんし、そんなことどっちでもいい話。
「食べごろ」と思って使ってくれてもいつも使い続けてくれるなら御の字ですね。
おそらくこれは言いまつがいのレベルだと思います。いつか気づくでしょう。
ブランディング論とかを書くつもりはありませんが、親しみやすく覚えてもらいやすいネーミングって大事だなと感じた次第。

私もそのうちシルバー世代になるだろうし、いま、いくらパソコン使ってる、iphone使ってると言っても、その時代のテクノロジーやトレンドにいつまでキャッチアップし続けることができるのか。ちょいと不安になってしまいました。

それにしても「食べごろ」ってのはドンズバのサイトはないようですね。
生鮮や果実系の直販とかあってもよさそうなのに。

Posted via email from onisato's posterous

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